模擬店出店団体は以下のガイドラインに従って出店しております。
第76回藍涼祭の安全かつ円滑な運営のために
第76回藍涼祭(以下、藍涼祭)の安全かつ円滑な運営のため、参加団体には「出店マニュアル」の遵守をお願いしております。規則に反する場合は、藍涼祭運営委員より改善を求め、改善が見られない場合には、注意勧告・厳重注意・出店停止・出店中止・弁償金の支払い請求の対応を取らせていただきます。
藍涼祭全般にかかわる注意事項
1.個人情報の収集について
藍涼祭では、来場者の個人情報(氏名・性別・メールアドレスなど)を取り扱う際、以下の点を守ります。
- 事務・運営以外の目的で個人情報を求めません。
- 提供いただく場合は、必ずご本人の同意を得ます。
- 提供された情報は第三者へ渡さず、厳重に管理します。
- 提供は任意であり、強制ではありません。
※ ルールが守られていないと判断された場合は、収集を中止いたします。
2.禁酒・禁煙について
藍涼祭期間中は大学構内での飲酒・酒類やノンアル飲料の持ち込み・販売を禁止しています。構内は全面禁煙であり、違反があった場合は出店中止の対象となります。
3.金銭関係のトラブルについて
藍涼祭では後払い(ツケ)などの行為は禁止されています。金銭トラブルについて運営委員会は責任を負いませんので、その場での精算を徹底してください。
4.迷子・落とし物・質問対応
迷子や落とし物、藍涼祭に関する質問は、赤いスタッフパーカーや腕章をつけた運営委員、または本部・総務本部までお知らせください。
5.交通規制
藍涼祭期間中も大学構内を車両が通行します。安全のため、運営委員が交通整理を行いますので、指示には必ず従ってください。
出店に関わる注意事項
1.出店の運営について
出店は天候や混雑により中止になる場合があります。その際は運営委員会の指示に従ってください。食券・整理券や売上金の管理は各団体の責任で行い、トラブルや損失について運営委員会は責任を負いません。
2.接客および参加者への対応について
- 呼び込みは常識の範囲内で、不快な行為は禁止です。
- 販売・調理は学内関係者のみが行い、外部の人や子どもを売り子にすることはできません。
- キャッシュレス決済(スマホ決済やカードなど)は使用できず、現金のみです。
- 小学生以下は原則16時までに帰宅し、保護者がいない場合の滞在はできません。
3.設備および物品の取り扱いについて
装飾は安全に配慮し、屋外では風で飛ばないよう固定、屋内では設備を傷つけないよう注意します。貼り付けは養生テープのみ使用可能です。装飾や器具による事故・破損について、運営委員会は責任を負いません。
4.情報発信および会食について
藍涼祭期間中のSNS発信は十分に注意してください。SNS上でのトラブルについて運営委員会は関与しません。また、終了後の打ち上げ等での未成年飲酒は禁止です。
食品衛生にかかわる注意事項
1.食品の取り扱いについて
- 使用できる食品は事前に申請したもののみで、変更はできません。
- 調理開始時には検品を受け、追加購入時も申請手続きが必要です。
- 食材は袋や容器に入れて保管し、白米は無洗米のみ、水はミネラルウォーターを使用します。
- クーラーボックスで温度を管理し、加熱調理は中心まで十分に火を通します。
- 提供前にアレルギーの有無を必ず確認します。
- 開封した食材は当日中に使い切り、原則持ち越しは禁止です(一部のみ翌日使用可)。
2.調理・衛生管理
- 調理者はエプロン・マスク・三角巾・手袋を着用し、髪を結び、爪や装飾品を清潔に保ちます。
- 体調不良者は調理・販売に携わりません。
- 作業は事前に提出した工程に従い、最初の提供品は検品を受けます。
- 調理・販売は大学内のみで行い、責任者が常駐して管理します。
- 生ごみと食材を分けるなど衛生に配慮します。
- 事前に衛生チェックシートを提出し、爪・体調・手洗い・器具の清潔・食材温度管理などを確認します。
3.火器器具の使用
- 火気器具を使う際は、水入りバケツや消火器を必ず用意します。
- 器具の下には石膏ボードを敷き、使用中は必ず人が常駐します。
- 火災が起きた場合は運営委員会へ報告し、消防署へも通報します。
- 火の後始末やガスボンベの処理は各団体の責任で行います。
- ガスコンロの屋内使用は禁止で、使用できる器具は事前申請済みのものに限られます。
4.炭火の使用
- 炭火は事前に申請した団体のみ使用できます。無申請での使用は禁止です。
- 使用団体は責任者を必ず配置し、調理から片付けまで立ち会います。
- 炭の保管・移動・着火・消火を含め、安全管理を徹底します。
- 生焼けや片付け不備があった場合は即時営業停止や翌年以降の出店禁止となります。
5.電気の使用について
- 使用できるのは事前に申請した電気機器のみで、電力も申請範囲内に限ります。
- プラグはほこりを拭いてから差し込み、ドラムコードは伸ばして使用します。
- コードを束ねたり、釘で固定したり、重い機器の下敷きにするのは禁止です。
- たこ足配線や古いコードの使用は避け、安全に取り扱います。
6.ガスの使用
- ガス器具を使う団体は、PPテープやチャッカマンを用意し、指定された時間にガスを受け取ります。
- 使用時は石膏ボードを敷き、前後で必ず元栓を確認します。
- 出火時は消火器で速やかに対応し、運営委員会に報告します。
7.水道の使用
- 各団体はスポンジ・洗剤を持参し、水道使用前に器具の汚れを拭き取ります。
- 洗剤は適量を守り、詰まりや故障が起きた場合は団体が責任を持って対応し、必要に応じて総務本部に報告します。
- 水道の使用場所は決められており、屋内は3Fホールのみ、屋外は混雑緩和のため団体ごとに区分されています。
8・試作・検品について
- 生焼け防止のため、販売開始前に運営委員会が調理食品を検品します。
- 炭火を使う団体は営業中も1時間ごとに検食を受けます。
- 検品では衛生状態や加熱の十分さを確認し、問題なければ「出店開始許可」が与えられます。
- 既製品のみを扱う団体は対象外です。
点検・巡回
1.消防点検
- 火気器具を使う団体は初日に北消防署の職員による消防点検を必ず受けます。
- 点検前に器具を使用すると即時出店停止となります。
- 代表者は立ち会い、消防点検と事前点検を完了した団体のみ「火気器具使用開始許可」「調理開始許可」が与えられます。
- 点検内容は、器具周辺の安全確保(水入りバケツ・消火器の設置、石膏ボード使用、装飾や配線の安全確認)、許可証や点検票の掲示などです。
2.事前点検
- 事前点検は10月12日・13日、9時15分から実施されます。
- 点検完了後に「調理開始許可」が与えられ、点検前の調理は禁止です。
- 主な確認項目:
- テント設営の適切さ
- 火気器具周辺の安全(水入りバケツ・消火器の設置、石膏ボードの使用・交換)
- 装飾品の固定
- 配線の安全(束ねない・下敷きにしない・ドラムコードは伸ばす)
- 防火安全自己点検票のチェックと掲示
3.清掃点検
清掃点検時には、テントを下ろせる人数(3〜4人)を必ず確保します。
点検内容は「ごみ処理・片付け・危険物や現金の放置防止・備品返却」などで、屋外と屋内で確認項目が分かれます。
<屋外出店の場合>
- ごみは分別チェック後にごみ庫で処理。
- テント内外にごみ・食材・器具・現金などを放置しない。
- 道具は一箇所にまとめ、テント脚を紐で固定(2日目)。
- 借用品・各種書類を総務本部へ返却。
<屋内出店の場合>
- ごみ処理と清掃の徹底(机・イスの整頓、廊下や床に不要物を残さない)。
- 危険物や現金を放置しない。
- 窓やカーテンの施錠確認。
- 道具や棚を整理、電源は切り、火器器具はコンセントも抜く。
- 養生テープ以外の使用禁止。
- 借用品・各種書類を本部に返却。
4.衛生巡回
運営委員が衛生や安全に問題がないかを巡回し、必要に応じてテント内も確認します。
巡回に協力しない場合は出店停止などの処分対象となります。
指摘を受けた場合は即座に改善が必要です。
<屋外出店での確認項目>
- テントの設営が安定しているか。
- 防火安全自己点検票・アレルギー一覧表・火気使用許可証を掲示しているか。
- 火気器具周辺に可燃物がないか。
- テント内や机の上が整理整頓されているか。
- 会計と調理を同じ人が兼任していないか。
環境衛生・安全運営規則
1.ごみ処理について
- ごみ袋には必ず団体名を記入する。
- ごみ庫に出す前に、運営委員会の分別チェックを受ける(雨天時はピロティ前)。
- 分別不備があればその場でやり直す。
- 調理などで出たごみを一般来場者用のごみ箱に捨てない。
- ごみ分別講習会(10/2・10/3 昼休み)に代表者かサブスタッフが参加必須。
- 分別に迷ったら「札幌市 家庭ごみ50音分別辞典」で確認し、不明な場合は運営委員会に問い合わせる。
- 装飾や使い捨て物品はタグを写真で控えとして残す。
2.出店中止処分について
処分の対象となった団体は、速やかに営業を中止し、区画内の撤収作業を行っていただきます。通告を受けた時刻以降、その団体は第76回藍涼祭において活動を継続することはできません。なお、初日に出店中止処分を受けた場合は、翌日の出店も認められません。
以下の行為が確認された場合には、ただちに出店停止処分といたします。
- 火災を起こした。
- 許可を得ずに火気器具を使用。
- 許可を得ずに調理を開始。
- 許可を得ずに出店・販売を開始。
- 清掃点検を受けずに帰宅。
- 食中毒の発生(保健所の処分対象)。
- 提供品への異物混入。
- 申請と異なる食材の使用。
- 期限までに試作品や調理器具画像、作業手順を提出していない。
- 子どもを売り子にしている。
- 誓約書の内容を守らない。
3.厳重注意処分について
注意勧告を受けても改善が見られない場合、または藍涼祭運営委員が違反行為を危険性・緊急性の高いものと判断した場合には「厳重注意処分」を行います。
なお、厳重注意を2回以上受け、なお改善が認められない場合には、出店停止処分となります。
- 申請していない食材の使用。
- 出店者がマスクや使い捨て手袋を着用していない。
- 衛生チェックリスト(Googleフォーム)に回答せず調理・販売を行う。
- 調理責任者がテント内に不在である。
- 調理机の衛生状態が著しく悪い。
- 加熱不足の食品を提供している。
- 水道の使用方法が著しく不適切である。
- 申請した電力量を超えて電気を使用している。
- 衛生巡回への協力を拒む。
- 客引きが常識を逸脱し、来場者に不快感を与えている。